「黙示録」とは新約聖書の最後の一書。僕が知っているのはこの世の終わりを記している預言的な内容っていうことくらいです。自然災害、高齢化社会、環境破壊といった現代が直面している危機と照らし合わせながら読み解くというテーマがとても興味深かったので、この本を手に取ってみることにしました。
著者はカトリック・イエズス会の日本人司祭、つまり神父さん。2020年2月に出版された本ですが、まずもって今のカトリック教会や宗教界全体に危機感を募らせ、警鐘を鳴らすところから話は始まっていきます。
「司祭の高齢化と人数不足はもう今までの仕事をカバーできない状態にある」
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