浦和レッズの勢いが止まらない。8月半ばからJ1リーグ戦で6勝1分けの負けなし。中位から一気に5位まで浮上した。
内容の充実ぶりも目覚ましい。その秘密が前線にある。6月に柏レイソルから加入した江坂任だ。
本職はトップ下。だが、9月上旬のルヴァンカップ準々決勝で1トップに据えられ、川崎フロンターレに競り勝つ動力源となった。
浦和にはキャスパー・ユンカーという歴とした点取り屋がいる。この傭兵を差し置いてまで江坂を使ったのだから大きな冒険だ。
当のリカルド・ロドリゲス監督は「選択肢の一つ」と明かすが、効果は絶大だった。攻守の両輪が見事にかみ合うことになったからだ。
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photograph by J.LEAGUE