いつか来る「死」をどこか直視せず、当たり前のように生きて、過ごしていく。今の時代、多くの人がそうなのかもしれません。本書のタイトルのように「もしも一年後、この世にいないとしたら」僕は一体、何を思うのか。人生とは何か。大切なものは何か。一度立ち止まってじっくりと考えてみる、いい機会を与えてくれる本になりました。
著者の清水研さんは国立がん研究センター中央病院に勤務する精神科医。「がんとこころに関する学問」という精神腫瘍学を専門として、がん患者とそのご家族と向き合ってこられています。
心に響いたエピソードがあります。
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