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ミハエル・シューマッハーやルイス・ハミルトンが達成した7度のタイトル獲得という記録を、「抜く」ことが自分の野望だと角田裕毅は言った。あまりに普通のトーンで口にしたので、自信過剰にも傲慢にも響かない。F1という頂点の世界に挑む20歳の、素直な気持ちだけが表れていた。だから“目標”ではなく“野望”。
2020年、FIAフォーミュラ2選手権でシリーズ3位の成績を収めた角田は、F1に必要なスーパーライセンス取得の条件を満たした。アルファタウリからのF1デビューは、F1関係者の多くが予想していたこと――初めて挑戦したF2選手権で、角田のレースは誰よりも輝きを放っていたからだ。
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