来年1月1日、東京の新国立競技場で開催される天皇杯決勝でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することが決まった。
1年の計は元旦にあり――。物事を始めるにあたって、最初にきちんと計画を立てるのが大切というわけだが、何かと話題のVARについても同じだろう。
Jリーグは今年のルヴァンカップでVARの試験運用を実施。来年度からJ1リーグ戦などで導入することが決まっている。折に触れ、やる側と見る側のVARに対する理解を深めていく必要がありそうだ。そもそも運用範囲は以下の4つに絞られている。
1・得点、2・PK、3・一発退場、4・警告や退場の選手確認。つまり、試合の行方を左右する事象に限られているわけだ。しかも「明白な誤審」と「重大な見逃し」の疑いがある場合のみである。
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