【eスポーツの実況】
大企業が関心を寄せ、大会数が増え、賞金も高額化。日本のeスポーツがいま急激な盛り上がりを見せている。韓国、中国、欧米といった先進国を猛追するなかで、テレビ局を辞めeスポーツに特化した実況アナが活躍中だ。
大企業が関心を寄せ、大会数が増え、賞金も高額化。日本のeスポーツがいま急激な盛り上がりを見せている。韓国、中国、欧米といった先進国を猛追するなかで、テレビ局を辞めeスポーツに特化した実況アナが活躍中だ。
今、世界のスポーツの中で最も劇的に変化しているのはeスポーツだろう。世界で2億人のプレーヤーがいる「フォートナイト」の世界大会は賞金総額1億ドル(約110億円)で、これはウィンブルドンのおよそ2倍。アメリカではすでにeスポーツ大会の視聴者数は、メジャーリーグベースボールを超えたと言われている。
そんな熱の中、ゲーム実況者として日本のパイオニアになっているのが、元朝日放送アナウンサーの平岩康佑だ。高校野球の甲子園やプロ野球の阪神戦でマイクを握った経験を生かし、ゲームイベント会場を飛び回っている。
「これまではユーチューバーやネット配信者が実況をするのが主流だったんですが、規模拡大とともに“しゃべりのプロ”のニーズが高まってきた。もともとゲーム好きで、朝日放送に在籍しながらゲーム実況をやらせてもらっていたので、2018年6月に思い切って独立しました」
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photograph by Shinya Kizaki