【体感型野球マシン開発】
半世紀にわたり親しまれてきたバッティングセンターが、ここへ来て現代型へのアップデートを遂げようとしている。リアルなCG球場で打球データも取れるピッチングマシンとは? いまも野球の入口であり続けるバッセン機器の開発者に聞く。
半世紀にわたり親しまれてきたバッティングセンターが、ここへ来て現代型へのアップデートを遂げようとしている。リアルなCG球場で打球データも取れるピッチングマシンとは? いまも野球の入口であり続けるバッセン機器の開発者に聞く。
昭和40年に日本初のバッティングセンターが開業するや、当時の野球人気も相まってあっという間に全国に拡がった。幼少期のイチローが毎日通って打撃センスを養った逸話は有名だが、試合の経験はなくとも、バッセンで遊んだことがあるという人は多いはず。バッセンは野球の楽しさを知る入口であり、競技を下支えしている存在なのだ。
発射されたボールを打ち返すだけというシンプルなシステムで半世紀以上も存続してきたのは奇跡的だが、平成の終わりになって突然変異的な進化を遂げた。その名も「レジェンドベースボール」! 大きなスクリーンに精緻なCGで描かれた球場が映し出され、マウンドのピッチャーが振りかぶるとホンモノの剛速球が飛んでくる。しかも吹きさらしの屋外ではなく、空調の効いた快適な室内で遊べる。超ハイテクかつ現代の環境にも対応した新世代の体感型野球ゲームソリューションというシロモノ、よほどの野球好きが開発したのだろう。開発会社レジェンドベースボール社の前田相伯さん、そうですよね!
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photograph by Satoshi Ashibe