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女子バレーの守備力。 ~サーブレシーブは世界の強豪 たちをもしのぐレベル~

2018/11/19
2017年のグラチャンではベストリベロ賞を受賞した井上。今年9月、ルーマニアの「CSMブカレスト」に移籍した。

 バレーボールの世界選手権で日本の女子は6位だった。5位決定戦ではリオデジャネイロ五輪で銅メダルだった米国に敗れた。ただ世界から24カ国が出場する最大の世界大会で、トップ6カ国による3次ラウンドに残ったというのは、決して簡単なことではなかった。また3次ラウンドでは、準優勝することになるイタリアと2-3という接戦ができたことは、ひとつの成果だった。世界選手権で見えてきた日本の女子の成果と課題について、データの面から見てみよう。{!-- peekpoint --}


 優勝したセルビア、準優勝したイタリアの両方と日本は対戦している。セルビアには2次ラウンドで戦って3-1で勝利したものの、3次ラウンドでは0-3で敗れた。2次ラウンドのときのセルビアはエースのティヤナ・ボシュコビッチが出場していなかったが、3次ラウンドでは出場していた。ボシュコビッチのいないセルビアには勝ったが、出場していたセルビアには勝てなかったということだ。イタリアには3次ラウンドで敗れたものの、第5セットは8-6とリードしたあと、13-15という競り合った中での敗戦だった。イタリアとの戦いによって、日本にとってメダル獲得までの距離感が見えてきたと言ってよさそうだ。

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photograph by AFLO

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