ルイス・ハミルトンのこれほどの強さの秘密は何なのか？ 今シーズン、彼は連続入賞の新記録を打ち立てた。一昨年の日本GP3位からこの夏のフランスGP優勝まで、33レースをリタイアすることなく入賞するドライビングを貫いたのだ。
これまでの記録は'12年から'13年にK・ライコネンが残した27戦。それを大きく上回る。33戦の内訳は'16年5戦（4勝）、'17年20戦（9勝）、'18年8戦（3勝）。勝率ほぼ5割だ。
記録が止まったのは今季第9戦オーストリアGPだが、原因はマシンの燃圧低下トラブルで、彼のミスではなかった。これがなければ、記録は40戦以上に伸びていただろう。
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photograph by Hiroshi Kaneko
