メジャー最年長野手のイチローが、所属先の決まらないまま、2018年を迎えた。昨シーズン終了後、マーリンズがイチローとのオプション契約を更新しないことを発表。イチローは、日米を問わず、どの球団とも交渉できるFA(フリーエージェント)となった。新経営陣のトップに立つデレク・ジーター氏は、イチロー本人と会い、若返りを含めたチーム再建プランを直接伝え、イチローも納得したという。ヤンキース時代から親交が深かったジーター氏は、「他のオーナーと少し立場が違うのは、かつてのチームメートと話をしなきゃいけないことだ」と複雑な心境を明かした一方で、情を挟むことなく、ビジネスライクに徹し、方針を変えなかった。
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photograph by Yukihito Taguchi