それぞれの国にサッカーのアイデンティティがある。日本人の特徴をもとに、(日本サッカーも)アイデンティティを持たなければならない。
9月28日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督がメンバー発表の記者会見で持論を展開した。日本サッカーの日本化――そう言いたかったのかどうか。
だが、よく聞いてみると、強調していたのは「デュエル」だった。結局、カタカナ語ですかと。球際なんて言うよりも、こっちの方がキャッチーみたいな話かもしれないが。
思えば、日本サッカー協会がサッカー用語の統一に躍起になった時期がある。しかも、その大半がカタカナ語(英語)で。もう、アイデンティティも何もない。
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