ロサンゼルス・クリッパーズが、いよいよ、本格的にスティーブ・バルマーのチームになってきた。元マイクロソフト最高経営責任者のバルマーが、約20億ドルを払ってチームを購入したのは3年前。それ以来、チームを熱烈に応援する一方で、オーナーとして、どうすればクリッパーズを「ワールドクラス」の組織に作り変えられるのかを考え、様々な手を打ってきた。
たとえば、去年の夏には、医療スタッフなど裏方のスタッフを大量に雇用。節約家だった前オーナーのもとで他チームに遅れを取っていた分野を改善した。
今オフには、さらに大きなテコ入れが行われた。まず5月には傘下のGリーグ(マイナーリーグ)チームの新設が発表された。選手だけでなく、コーチやスタッフの育成の場にもなる。人材が何よりの財産の今のNBAチームにとって、必要不可欠の投資だ。
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