●レースディレクター
マラソンレースのカラーを決める演出家の役割を果たす。どの選手を招待しどんなレース展開にするかを考え、実現するだけでなく、スポンサー集めや大会の広報活動にも携わる。レースの魅力をいかに表現するかがその手腕にかかる。
マラソンレースのカラーを決める演出家の役割を果たす。どの選手を招待しどんなレース展開にするかを考え、実現するだけでなく、スポンサー集めや大会の広報活動にも携わる。レースの魅力をいかに表現するかがその手腕にかかる。
今、日本で最もポップで勢いのあるスポーツイベントは、2月26日に第11回大会を迎える東京マラソンだろう。約2万6000人の抽選対象枠に約12倍の応募が集まり、大会収益は30億円を超える。若い女性からも支持され、オフィシャルクラブ「ONE TOKYO」は無料会員45万人・有料会員3万人という盛況ぶりだ。この人気イベントの育ての親のひとりが、東京マラソン財団の早野忠昭だ。
「まずは広報として立ち上げに関わり、第4回大会の後に財団ができたときに事務局長になりました。現在は事業担当局長およびレースディレクターとして、東京マラソンのプロデューサー的な役割を担っています」
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photograph by Shinya Kizaki