今年のセ・リーグは、交流戦でパ・リーグに44勝61敗3分と負け越して、交流戦が終了した時点(6月16日)で首位の巨人が貯金2だった。最下位の広島まで4.5ゲーム差。しかしこの時点ではまだ、リーグ戦に戻れば、いずれどこか抜け出すのではないか、そのように予測することは可能だった。
だが、6月19日からリーグ戦に戻ったものの、8月10日時点(以下同じ)で首位の阪神が貯金4。どのチームも抜け出すことができないでいる。貯金4で首位という状況は、交流戦でパ・リーグに大きく負け越したことが主な理由とは言え、セ・リーグ内での戦いが拮抗していることも間違いない。つまり今年のセ・リーグは、優勝ラインが相当に下がることが予想される。
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photograph by Naoya Sanuki