#881
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<制裁を超えて、五輪へ、新リーグへ> 日本バスケットボール協会会長 川淵三郎「俺ほどバスケのことを真剣に考えてる奴はいない」

分裂した2リーグを高い次元でまとめあげ、国際舞台から孤立していた日本バスケットボール界に光の道を指し示した。その剛腕は、健在。短期間で成果を上げた、その手法とは。

「この半年の取り組みが評価され、エグゼクティブ・コミッティーが全会一致で制裁を解除してくれたことは本当によかった。男子のとばっちりを食っていた女子にもこれでようやく顔向けができるし、明日にでも国際試合を開ける(笑)。来年の新リーグも99.9%、間違いなくできるところまで来ています。バスケットはやり方次第で日本でも人気のスポーツになる。僕には確信がある。大丈夫、うまくいきますよ」

 6月19日、国際バスケットボール連盟(FIBA)は昨年11月から続いていた日本バスケットボール協会(JBA)への「国際資格の停止処分」の事実上の解除を決めた。これによって男女各世代の代表チームはユニバーシアードやU-16女子アジア選手権、そして8月から始まるリオデジャネイロ五輪予選への出場が認められることとなった。

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photograph by AFLO

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