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ニューイヤー駅伝の鍵を握る、箱根を盛り上げた新人たち。 ~大迫傑、設楽兄弟の対決実現か~

2014/12/31
東洋大の二枚看板だった設楽兄弟は、11月に二人揃って2度目の1万m27分台を記録した。

 実力日本一を競う元旦の全日本実業団駅伝。今回は前回連覇を達成したコニカミノルタとエリートが揃う日清食品グループの2強の争いに、中部の雄、トヨタ自動車や2年連続2位のトヨタ自動車九州がどう割り込むかが注目。その中では新戦力が果たす役割も重要になる。

 3連覇を狙うコニカミノルタは、エースの宇賀地強が「今年は本調子でなかったらメンバーから外れてしまう」というほどの充実ぶり。その要因のひとつが設楽啓太(東洋大)の加入だ。春先は出遅れたが、11月の東日本実業団駅伝ではエース区間の2区で区間賞を獲得して優勝への足掛かりを作った。さらにその後も1万mで自身2度目の27分台を出して調子を上げている。宇賀地が12月に福岡国際マラソンに出場したこともあり、本番でもエース区間4区起用もありうる。

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photograph by AFLO

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