モトGPにタイヤを供給してきたブリヂストン(BS)が、2015年限りの撤退を表明した。BSは'02年に参戦を開始。絶対的強さを誇ったミシュランを相手に徐々に性能を高め、'04年リオGPでホンダの玉田誠が初優勝。'07年にはドゥカティのC・ストーナーが、自身とBSにとって初のタイトルを獲得した。
'08年にはヤマハのV・ロッシがミシュランでは勝てないからと、BSにスイッチしてチャンピオンに返り咲いた。ロッシの勢いを見たホンダ・ワークスもシーズン中にBSにスイッチ。これがきっかけとなり、翌'09年からBSのタイヤ1社供給が実現することになった。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Satoshi Endo