三村敏之監督で3位になった'97年を最後に、15年間もBクラスに低迷していた広島が、クライマックスシリーズ(CS)出場を決めた。
「何しろ初めてなので、どういう気持ちで臨んだらいいか、緊張するだろうな」と、このところ1番に定着している丸佳浩が言えば、2番の菊池涼介は、「自分たちの力を見せつけるチャンス」と前向きに捉えている。
「勢いは5月の鯉のぼりまで」と言われたチームが、今季は夏場に踏ん張りを見せた。8月を14勝12敗1分で乗り切ると、9月は15勝7敗1分の驚異的な快進撃で3位の座を確保。最大14もあった借金を3まで減らすことができたのは、安定した投手陣の陰で打線が固定されてきたからだ。
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photograph by NIKKAN SPORTS