#816

記事を
ブックマークする

才能を確実に伸ばす、 バドミントン界の“秘策”。 ~将来有望な若手に「背伸び」を~

2012/11/20
五輪、世界選手権に次ぐスーパーシリーズのフランス・オープンで初優勝した三谷美菜津。

 五輪競技の選手は、オリンピックをひとつの区切りに競技人生を組み立てている。だから、オリンピックが終わるとともに引退する選手も多い。そして世代交代が促される。

 バドミントンもそうだ。潮田玲子が引退し、ロンドン五輪で銀メダルを獲得した藤井瑞希と垣岩令佳のペアも、藤井が日本代表から退くことを決めた。

 第一人者たちがいなくなるのは、次の世代の選手にとっては好機でもある。それを裏付けるように、このところ、若手選手の活躍が目立っている。21歳の三谷美菜津は、スーパーシリーズの一つ、中国マスターズで元世界ランキング1位の中国の選手を破りベスト8入りを果たした。続くフランス・オープンではロンドン五輪銅メダリストに勝利し優勝。同シリーズのシングルスでは日本初のことだ。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by AP/AFLO

0

0

0

前記事 次記事