「建てれば、彼は来る」
ご存知、映画「フィールド・オブ・ドリームス」の名セリフだ。ブルックリン・ネッツにとって、10億ドルをかけて建てられた新本拠地、バークレイズ・センターは、まさに、畑を切り開いて作られた野球場と同じだった。
これまでニュージャージー州を拠点としてきたネッツは、大都市マンハッタンを拠点とするニューヨーク・ニックスの陰に隠れてきた。それが今季から同じニューヨーク州でマンハッタンの川向う、再開発が進むブルックリンに移転し、ロゴやチームカラーも変えてイメージを一新。選手たちが「入りたい」と思うようなチームに変貌しつつある。ロサンゼルス・レイカーズにトレードが決まる前のドワイト・ハワードが、ネッツを移籍先の第1希望にあげていたことは、新生ネッツを象徴するエピソードだった。
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photograph by Getty Images