3月27日の毎日杯の直線の攻防で騎乗馬が故障。馬場に叩きつけられたはずみで腰椎横突起骨折、左鎖骨遠位端骨折などの重傷を負って戦列から長く遠ざかっていた武豊騎手が、夏の小倉競馬についに帰ってきた。
復帰初日は8月1日の小倉記念当日。土曜競馬はあえて見送り、日曜に2鞍のみ。あからさまに大事を取ったことがわかるスタートだったが、本人もそれを否定しようとはしなかった。
「腰はあっという間に治ったんですが、鎖骨は苦労しました。肩の筋肉と複雑に絡み合っている場所だったので、じれったいほど治りが遅いんです。いまもレースでは普通に動けますが、すぐにケアをしないと不安に思ってしまいます」
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photograph by NIKKAN SPORTS