シーズン開幕前から様々な報道が繰り返されていたロッテの次期監督が、西村徳文に決まった。江川卓、与田剛、野茂英雄等、多くの名前が浮かんでは消えたが、重光昭夫オーナー代行は、「球団のことを知り尽くしているから」とロッテ一筋28年目で、二軍コーチを務めたこともある西村に決めたという。
西村新監督が目指す、脱バレンタイン野球とは?
西村の現役時代、ロッテは低迷を続け、川崎球場に訪れる観客もそれほど多くはなかった。しかし、4年連続の盗塁王、そして1990年には首位打者に輝くなど、全力プレーでチームを支える好打者として、ファンから愛される存在だった。
スイッチヒッターに転向するため、猛練習をこなした経験もある。そのためヘッドコーチとして仕えたバレンタイン監督が、厳しい練習を課さないのには、少々不満を持っていたのも確かだ。
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photograph by NIKKAN SPORTS