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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
ホワイトソックス村上宗隆「僕たちは強いチーム」証明し続けたメジャー1年目「低評価スタート→35本塁打」多い?少ない?アメリカでのリアル評価
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph byYuki Yamada
posted2026/11/07 11:02
シャンパンファイトで弾けた笑顔を見せる村上
ただ、順風満帆とはいかなかった。5月29日(同30日)、走塁中に右太もも裏を負傷。全162試合出場の目標は、思いがけず途絶えた。負傷離脱時点で20本塁打はア・リーグ1位タイ、43得点は同1位、41打点は同2位、OPS.938は同3位。ホワイトソックスの快進撃の中心には、村上がいたことは確かだ。
7月10日(同11日)に42日ぶりのメジャー復帰を果たし、オールスターとホームランダービーにも出場。球宴では大勢のスター選手の輪に入った。
「これがすべて」低迷チームを勝たせる喜び
スランプも経験した。8月5日から9月3日まで101打数13安打、打率.129と苦しんだ。復調へ試行錯誤し、下半身のトレーニングを見直した。疲労管理のため、取りやめたメニューを再開。
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「上半身ばかりに意識がいっていた。それは何でかな?と考えて、下半身をもう一回鍛え直さないといけない」
その結果、9月25日(同26日)には日本でも対戦したロッキーズの菅野智之から34、35号と2本塁打を放ちポストシーズンへ、状態を上げた。
「これがすべてですね」
10月3日(同4日)、地区シリーズ第1戦で先制決勝2ランを放った村上は、米メディアから低迷球団への入団を選んだ理由を問われ、そう切り出した。
入団当初から信じ、目指していたポストシーズン進出と、チーム一丸となって勝利する喜びが、この日の一打に凝縮されていた。望んだ10月を経験したからこそ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズ進出への距離感も分かった。手応えは来季につなげ、課題は成長への伸び代にできる。
35本塁打という確かな収穫と、残った悔しさ。その落差を生んだ理由は何だったのか。村上が1年間向き合い続けた、メジャーの投手との攻防を振り返ると、来季への課題が浮かび上がってくる。〈つづく〉

