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「右肩、今も痛みます」“ドラフト栄養費騒動”一場靖弘の投手生命が変わった“ある派遣令”…引退後の今は何を?「選手の夢をサポートしたい」と力説
text by

間淳Jun Aida
photograph byToshiya Kondo
posted2026/11/01 11:01
2012年の一場靖弘。楽天からヤクルト移籍後も右肩の状態が上がらず苦しんだという
「球団として、選手の夢をサポートしたいと考えています。投げ過ぎはけがのリスクを高める一方、ある程度投げなければ投球フォームが固まらない面もあります。最終的には選手自身の判断になりますが、チームにトレーナーを入れて体のケアを大切にするように伝えています」
一場には、NPBを目指す選手にとって財産となる知識や経験が豊富にある。それでも、「聞かれたら答えるスタイル」を貫いている。指導者が強制しても、選手の成長にはつながらないと考えているためだ。
「自分で考えず、誰かに頼る状況では成長が止まります。自分で課題を洗い出し、何をすれば、どんな変化を期待できるのか。自分で考えた上で、人の意見やアドバイスを聞く姿勢を持たなければ、上のステージには行けません。人から言われたことをやるだけでは、上手くいかなかった時、他人のせいにして責任を逃れる選手になってしまいます」
ドラフトは毎年気にしていますし
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山梨ファイアーウィンズには、NPB12球団でプレー経験のある選手は在籍していない。目標とするNPB12球団入りを果たすには、ドラフトで指名される必要がある。一場は言う。
「ドラフトは毎年気にしていますし、これからは私たちのチームの選手が指名される可能性もあります。うちのチームから指名されたら、ドラフトに関する私の過去の出来事が再び報道されるかもしれませんね」
22年前、一場は自分の名前が呼ばれた先に待つ重圧に押しつぶされそうになっていた。今度は、選手の名前が呼ばれる瞬間を願う側にいる。ドラフトの記憶は、これから新しい意味を持つ——。
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