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ドラフト直前の大スキャンダル…巨人・阪神・横浜から金銭授受「敵地からヤジ」「報道される怖さを」一場靖弘は悪夢を楽天入団後にも味わった
text by

間淳Jun Aida
photograph byJIJI PRESS
posted2026/11/01 11:00
一場靖弘は2004年のドラフト会議で紆余曲折の後、楽天に入団した
約半年間のブランクだった。球団からの金銭受け取りが発覚した後、一場は練習ができなかった。
「どこで誰が見ているのか分からなかったので、動くに動けませんでした。精神的にも練習するのが難しい状況でした。半年間も全く練習していない状態で、プロの世界でやっていけるのか心配でした」
その不安は的中した。春季キャンプで久しぶりに投球すると、フォームが今までと全く違っていた。一場は「投げ方が分からなくなっていました。自分の体ではない感覚でした」と説明する。
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キャンプからオープン戦を経て、シーズンに入っても本来の投球フォームは戻らなかった。だが、やるしかない。参入1年目の楽天は戦力が整っていなかった。チーム事情から、自由枠で入団した一場はプロ1年目ながらも先発ローテーションの軸を期待された。
敵地のヤジやブーイングも精神的に…
しかし、自信を持てないままマウンドに立って結果を出せるほど、プロの世界は甘くなかった。開幕から7連敗を喫するなど、1年目の成績は2勝9敗1セーブ、防御率5.56に終わった。
「プロに入るまで、抑えられないと感じた打者はいませんでした。大学時代は、プロでもやれるとしか思っていませんでした。ところが、プロはアマチュアと全く違いました。大学では打ち取れていた球が、プロでは簡単に弾き返されました。自信を失って、迷いも生まれてしまいました」
敵地のヤジやブーイングも精神的なダメージが大きかった。温かく迎えてくれた仙台のファンとは対照的に、マウンドに立つとドラフトの騒動に関する厳しい声が飛んできたという――。〈つづきは下の【関連リンク】へ〉

