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「あの瞬間だけは泣きそうでした」山内晶大が語るロサンゼルス五輪出場決定の瞬間…石川祐希”最後の1点”に「祐希、苦しみながらもよく頑張ったな」
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米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byHirofumi Kamaya
posted2026/11/07 06:02
バレーボール男子日本代表の山内晶大(32歳/大阪ブルテオン)
「短期決戦は調子のいい選手を使ったほうがいい。ラリーや(小野寺)太志の調子が悪い時に出る準備はできていたけど、そうでない限りは情報共有やアドバイスをする役割をしたほうが円滑にコート内が回ると思った。何でもいいから勝てばよかった」
エバデダンにミスが出た後、声をかけてフォローするなど、勝つためにできることは何でもした。ロス五輪の出場権獲得は、山内がゴールに定める“ロスでのメダル獲得”のための欠かせない第一段階だから。
山内は、2024年のパリ五輪に懸けていた。大会前には代表引退とも受け取れる「ラストダンス」という言葉で覚悟を示したほど。だが準々決勝で敗れ、メダルには届かなかった。
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懸けていた分、パリ五輪後、代表へのモチベーションは揺れた。昨年はネーションズリーグ第3週のみの帯同だった。
「腰や膝の状態がよくなかったので、自分から『この状態で最後まで帯同してもあまり使い物にならないし、自分の分の1枠がもったいないから、帰ろうと思います』と話したら、(監督のロラン・)ティリさんは、『わかった。伝えてくれてありがとう』と。それで去年の代表は終わりました」
「死に物狂いでやらないとな、と」
だが今年は目の色が違っていた。試合中に激しいガッツポーズをしたり、練習中も自チームが負けると「あー! 悔しい!」と叫び感情を露わにした。以前は、熱情は抱いていてもあまり表には出さず淡々とプレーする印象だったが、今年は湯気が立ち上っているかのようだった。
「今年はロスの切符がかかるアジア選手権があったし、やるからには、やっぱりロスを目指してやりたいので。それまで(今年も含め)3年ある中で年も取るし、パフォーマンスも以前に比べたらめちゃめちゃいいというわけではない。だから、しがみついてやっていかないと、ポジションを取れない。争奪戦だから。アジア選手権もだし、今後ロスのメンバーに選ばれるためにも、死に物狂いでやらないとな、と思いました」
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