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「きばっど勝っど!」鹿児島弁コールも届かず…“南北のSVリーグ新参者対決” 記念すべき“1勝”をつかんだ北海道YSと、F鹿児島の現在地
posted2026/11/05 11:04
今季からSVリーグに参戦したフラーゴラッド鹿児島(紺)と北海道イエロースターズ(黄色)
text by

田中夕子Yuko Tanaka
photograph by
Hirofumi Kamaya
ホームでの初勝利か。はたまたSVリーグでの初勝利か。
10月31日、今季からSVリーグに参戦したフラーゴラッド鹿児島(以下、F鹿児島)と北海道イエロースターズ(以下、北海道YS)の“新規参入対決”が実現した。
前節の日本製鉄堺ブレイザーズ戦でフルセットの末に初勝利を挙げ、勢いに乗るF鹿児島にとっては地元鹿児島での初開催。一方、東京グレートベアーズとの開幕戦で勝利まであと一歩に迫りながら逆転負けを喫した北海道YSは、悲願のSVリーグ初勝利がかかっていた。
長蛇の列、地元テレビ局で生中継も
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昨季までVリーグでしのぎを削ってきた両チームがSVリーグの舞台で初めて相まみえるとあって、地元テレビ局でも試合が生中継される注目ぶり。ユピテルアリーナ霧島には開場前から長蛇の列ができていた。
会場外に設けられたキッチンカーが並ぶ飲食エリアには、大きなテーブルと椅子が用意され、老若男女が笑顔でクレープや弁当を頬張る。“フェザー”と呼ばれるF鹿児島のサポーターたちは、クラブがサポーター番号と定めた「21」のユニフォームシャツやタオルを手に試合開始を待ち望んでいた。その中には高齢者や家族連れも多く、地域に根づいたクラブであることが窺い知れた。
14時5分。試合が始まると、鹿児島弁を交えたコールが選手たちを後押しする。
「フラーゴラッド! きばっど勝っど!」
だが、ペースを握ったのは北海道YSだった。F鹿児島も地元出身のアウトサイドヒッター迫田郭志のスパイクで追い上げるものの、北海道YSの手堅い守備、ボールをつないでからの攻撃力が勝る。第1セットを先取した北海道YSがその後も主導権を渡さず、ストレート勝ち。5戦目にして待望のSVリーグ初勝利を手にした。



