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王者・辻陽太が認めた「素直に凄い。オレにはできない」大岩陵平27歳の“ニュースタンダード”は時代を変えるか?「新日本プロレスの今後」を占う戦いへ
posted2026/10/10 17:06
10月12日、両国国技館でIWGPヘビー級王座をかけて戦うことになった王者の辻陽太と、G1 CLIMAX優勝者で挑戦者の大岩陵平
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原悦生Essei Hara
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Essei Hara
新日本プロレス、IWGPヘビー級王者の辻陽太とこの夏の『G1 CLIMAX』を制した大岩陵平が10月12日、両国国技館でぶつかる。9月27日の神戸大会で後藤洋央紀に勝って初防衛を果たした辻は2度目の王座防衛戦に臨む。
王者・辻陽太が認めた「オレにはあの戦いはできない」
大岩はヘッドロックに「ビッグロック」という名をかぶせているが、かつては頭蓋骨固めと呼ばれた古典的な技だ。ひたすらギブアップするまで締め上げる。これで大岩は上村優也に勝った。
この試合スタイルは海外でも話題になり、大岩はこれを「ニュースタンダード」と豪語して勢いに乗っている。
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「大岩陵平、彼の勢いには少し驚いています。予選からG1を取って、これだけのスピード感で成長している彼の恐ろしさ。でも、そんな彼を迎え撃つオレはちょっとワクワクしています。大岩が今回のG1でおそらく相当な自信を持って、このオレの前に立ってくると思っている。だからこそ、自分の信じたスタイルでこのオレをひねり潰してみてほしい。大岩、お前のスタイルは世界に誇れるものだ。そのやり方でオレのことをひねり潰してみろよ」
辻は大岩に言ったが、こう付け加えた。
「素直に凄いと思っています。そして正直、オレにはあの戦いはできないと思っています。でも、プロレスっていろんなスタイルがあっていいと思うんですよね。だからこそプロレスは面白いものだと思っています」
チャンピオンの辻はあっさりと大岩がやっている戦い方はできないと認めた。
「自分から見た辻陽太は、飛べるし、投げもあるし、打撃もある、何でもできるチャンピオン。でも、何でもできるけど、ちょっと悪く言えば、目立ったものがないと思っています。確かに強烈なチョップだったり、デカい体で場外に跳んだり、パワーもあるし、スピードもある。だから、いま弱点ないと思うんですよね。でも組まれてる前哨戦で自分で(辻の)弱点を作って、足なり腕なり首なり頭なり攻めて、両国で無事歩いて入場できるか分からないぐらいまでひねり潰そうかなって思ってます」
大岩陵平が見据える「東京ドームのメイン」
こうして前哨戦は10月6日の後楽園ホールから始まった。
「怖さは常に感じてます。戦う前から何言ってるんだよ、と思われるかもしれないですけれど、それだけの覚悟を持って私たちはリングに上がってるんで。負ける、かつその前にここで首の骨が折れて動かなくなるかもしれない。そんな思いでいつもいつも一つひとつの技を繰り出していってるんで、そういった意味では、その延長線上でもあり、常に怖さは感じてます。でも、その怖さを乗り越えてこそオレたちはプロレスラーとしてこのリングで自分、そして希望や夢だったり、そういうものを表現できるものだと思ってます」
辻は笑みを浮かべるが、それは自信の表れなのだろうか。



