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《ドキュメント》ゾンビたばこ疑惑4選手ついに戦力外通告…球団は「信頼関係を築くことが難しい」カープ激震の1日を記者はどう見たか
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前原淳Jun Maehara
photograph byKYODO
posted2026/10/02 17:02
戦力外通告を受け、取材に応じる小園
その後、一定の間隔を空け、田村、矢野、小園が順番に駐車場を通って球場内の一室に入り、そして駐車場で待ち構えるテレビカメラの前に戻ってきた。グラウンド内を所狭しと駆け回っていた選手たちが、ユニホームではなく、スーツに身を包んで流れ作業のように対応する姿に哀愁を感じざるを得なかった。
今年3月には日の丸を背負い、将来を嘱望された小園は、やや気持ちの切り替えができていないような表情で言葉を口にした。
「(言いたいことは)ありますけど、信頼はないと言われたので仕方がない。できるなら野球をやりたい」
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テレビカメラを前にしたインタビューから、カメラのないペン記者による囲み会見まで、対応はそっけないように感じられた。それはショックを隠そうとする虚勢だったのか、気持ちを整理できていないが故の苛立ちだったのかは分からない。
その姿が情報解禁された後には一部で批判を受けることになってしまったが、このときはまだ、気持ちを整理しきれていなかったのかもしれない。
騒動の発端とここまでの流れ
1月27日に広島の選手が指定薬物の使用で逮捕され、5月15日には有罪判決を受けた。同日の初公判で「周囲に使っている選手がいた」と証言した。
前川以外の3選手は、7月13日に一部週刊誌で売人とされる人物との会食の席での写真が掲載された。同17日には、密室での写真が掲載された矢野が出場選手登録を球団主導で抹消された。30日には矢野と前川の2選手が家宅捜索を受けたことが発表され、前川の出場選手登録も抹消となった。
一方で、小園は攻守に精彩を欠きながらも、8月18日に二軍降格となるまで一軍でプレーした。どこで線を引くのか、難しい判断だった。小園が正遊撃手だったこともあり、シーズン中の球団の判断には批判の声もあった。
疑念に区切りをつけるためには、誰もが納得する明確な線引きが必要となる。球団が示したのが、統一契約書の「第17条(模範行為)」に記載されている、以下の内容だった。
「選手は野球選手として勤勉誠実に稼働し、最善の健康を保持し、また日本プロフェッショナル野球協約、これに附随する諸規程ならびに球団の諸規則を遵守し、かつ個人行動とフェアプレイとスポーツマンシップとにおいて日本国民の模範たるべく努力することを誓約する」

