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「僕も“神った”んやで」現役引退のオリックス・平野佳寿が今も忘れられない鈴木誠也の一発「失敗しても一歩、前に踏み出せた」伝えた守護神の矜持
posted2026/10/05 11:03
引退セレモニーでスピーチする平野。21年間の現役生活に別れを告げた
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph by
JIJI PRESS
スタンドからこれほど笑いが起きる引退スピーチも珍しい。
日米通算21年間のプロ生活で、258セーブ、205ホールドという金字塔を打ち立てたレジェンド・平野佳寿が、今シーズン限りでの引退を決断。9月25日の試合後に引退セレモニーが行われた。
ブルペンで共に過ごしたオリックスの後輩たちに平野について聞くと、「面白い人」という声がいくつも聞かれる。山﨑颯一郎は、「すごいおもろい人です。説明するのは難しいんですけど、何気ないブルペンでの会話が面白い。話すのがうまいんですよ」と語っていた。
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後輩たちの言いたかったことがよくわかる引退スピーチだった。しかもアドリブも効いていた。
山本由伸からのメッセージに…
スピーチの前に、元オリックスの山本由伸(ドジャース)からのメッセージがビジョンに流れ、「札幌でみんなで電車に乗ってジンギスカンを食べにいった。僕はあれがすごく嬉しくて、楽しくて、今でもたまに思い出します」と平野との思い出のエピソードを明かした。
すると平野はスピーチの中で、「先ほどビジョンで映っていた山本由伸投手が、ジンギスカンを食べにいったと言っていましたが、あの時(山本は)僕の後ろでマスクをして隠れていました。バレないように」と暴露し、「ちょっと話が長くて何を言っていたのかわからなかったので、あとでもう一回見返したいと思います」と続けて球場を沸かせた。
セレモニー後に、「面白そうなネタを由伸が言ってくれたんで、ちょっと言おうかなと思って」と明かした。

