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「イコールコンディションが実現されていない」前代未聞の国内トップリーグ“当日試合中止”がアメフト界で起こったワケは? 不透明な“プロ契約”のリアル

posted2026/09/22 17:02

 
「イコールコンディションが実現されていない」前代未聞の国内トップリーグ“当日試合中止”がアメフト界で起こったワケは? 不透明な“プロ契約”のリアル<Number Web> photograph by AFLO

今季からスタートしたアメリカンフットボールの国内トップリーグであるXリーグプレミア。前代未聞の試合ボイコットはなぜ起きたのか

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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 国内アメリカンフットボールのトップリーグであるXリーグプレミア第6節で、異例の事態が起こった。9月13日に開催予定だったオービックシーガルズ対富士フイルム海老名ミネルヴァAFCが突然、試合中止となったのだ。国内の最高峰リーグでは前代未聞の事態はなぜ起こったのだろうか?《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

 突然の「リーグ戦試合中止」という国内トップリーグでは前代未聞の事態が起こったアメリカンフットボールのXリーグプレミア。

 騒動の発端は4月17日の選手登録日以降、加盟チームから「他チームに上限の4人を超える“プロ契約と疑われる選手”がいる」として、確認を求める声が寄せられたことだった。

 日本社会人アメリカンフットボール協会(NFA)は全11チームに自チームの登録状況の確認と、疑義のある選手についての情報提供を求め、5月19日に懲罰委員会も設置した。その後、複数のチームを対象に調査を始めた。

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 ちなみに当時NFA理事長だった並河研氏は、加盟チームであるオービックシーガルズを運営する株式会社OFCの代表も務めていたため、委員会の発足時から委員会の審議と意思決定から外された。NFAは「並河氏への調査情報も遮断していた」と説明している。

「プロ契約登録」外の選手に住居を提供

 NFAが9月20日に公表した調査経緯によると、そのオービックがプロ契約として登録された選手以外の4人に、チームが契約した住居を提供していた。

 NFAは当時、この4人が規程上のプロ契約選手に当たる状態だったと認定。ただし、NFAが設けた自己申告期間内にオービックが申告し、選手が家賃を返済して住居の提供も解消されたため、この件を処分の対象にはしなかった。

 だが、調査ではさらにオービックに関する2つの疑義が残った。

 1つは上記の4選手以外の1人にトレーニング費などが支給されていた件だ。NFAはこれを人数制限違反と認定し、8月28日に選手を厳重注意。オービックを運営する株式会社OFCの並河研代表と古谷拓也GMを1カ月の資格停止とした。

【次ページ】 前日まで「試合は行われる」ハズだったが…?

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#並河研

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