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RENAの再起戦“無念の一本負け”はなぜ起きたのか? クジュティナの寝技以外にあった“ある敗因”…女子格闘技の顔が“RIZIN2連敗”で問われる今後
posted2026/09/20 11:06
クジュティナのフロントチョークでタップ直前のRENA
text by

橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph by
RIZIN FF Susumu Nagao
いま、RIZINのリングでは“見えないトーナメント”が行われている。
RIZIN唯一の女子タイトル、スーパーアトム級の絶対的チャンピオンだった伊澤星花が妊娠のため欠場に入り、タイトルを返上。空位となった王座を8選手が争うことになった。
7月から9月の3大会で4試合を行い、光った選手を2人ピックアップして大晦日興行で新王者決定戦。勝てば無条件で上に行けるというわけではなく、内容を評価しての振るい落としがあるから“見えないトーナメント”と称される。
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7月には大島沙緒里、パク・シウが勝利。8月のケイト・ロータスvsNOELはケイトの負傷で10月大会に延期。そして年間最大のイベントの一つ、9月10日の『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』(京セラドーム大阪)にはRENAが登場した。
クジュティナとの対戦は“RENAの希望”だった
立ち技格闘技シュートボクシングの女子エースがMMAデビューを果たしたのは、RIZIN旗揚げの大晦日。飛びつき腕十字固めで衝撃的な一本勝ちを収め、それから10年“日本のメジャー女子格闘技”を牽引してきた。NOELをはじめ、RIZINを見て育った世代の女子選手も増えている。
女子格闘技の“顔”は、しかしなぜか頂点に手が届かなかった。昨年大晦日は伊澤に挑戦し、左フックでKO寸前に追い込んだが逆転負けを喫した。
「RIZINのベルトだけうまくいかない」。でも「あれじゃやめれない」。再起のリングは生まれ育った大阪。大会前には現地でのプロモーション活動も行った。
ナターシャ・クジュティナとの対戦はRENAの希望で決まった。理由は「強さを求めて」。クジュティナはリオ五輪の柔道銅メダリスト。MMAでは堀口恭司らと同じ名門アメリカン・トップチームに所属し、黒星はわずか1つ。現在9連勝中だ。
RIZIN初参戦の前回は元王者・浜崎朱加に一本勝ち。RIZINスーパーアトム級規定の49kgは柔道時代の階級(52kg)より軽いから、クジュティナにとってMMAは“余生”ではない。

