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「オオタニ起用の決定権は誰だ?」大谷翔平32歳の“体がもたない”議論…米メディア紛糾「それはみんなが知っていることだ」ドジャースの誤算とは 

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水次祥子

水次祥子Shoko Mizutsugi

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posted2026/09/12 17:00

「オオタニ起用の決定権は誰だ?」大谷翔平32歳の“体がもたない”議論…米メディア紛糾「それはみんなが知っていることだ」ドジャースの誤算とは<Number Web> photograph by Getty Images

大谷翔平が15日間の負傷者リスト(IL)入り。二刀流スターの「負荷管理の在り方」が議論になっている

「ショウヘイは、球団内のほとんどの人よりも力を持っている。もしかしたら編成本部長のアンドリュー・フリードマンより力があるかもしれない。通常はチームに関しては監督が決定権を持つものだが、ショウヘイの場合はかなり独特だと思う」

 大谷が球団内で強大な力を持っているといわれるのは、世界的なスーパースターというだけでなく桁違いの収益力を持っているからでもある。大谷が2023年オフに当時のメジャー史上最高額である10年総額7億ドルの契約で移籍してから、ドジャースはその経済効果のすさまじさをこれでもかというくらい実感することになった。大谷の入団1年目の球団の入場券やグッズ販売、マーケティング契約などによる収益は、それだけですでに大谷の契約金すべてを完済できるほどの規模だとも伝えられた。2年目の昨季は、年間収益がMLBで史上初めて10億ドルの大台に到達しており、それは間違いなく大谷のおかげだった。

「大スターがケガをしたときどう対応するかは実に難しい問題。ドジャースは、オオタニを4試合連続で休ませる前に彼をILに入れることもできた。しかし結局ILに入れるのが遅れ、復帰するときはもうレギュラーシーズンが5試合しか残らないという状況になった。これは、1人の選手があまりにも大きな力を持つとどうなるかという非常に顕著な例ではないか。ただし問題は、選手が自分の体の状態をチームに十分に伝えていなかったということにもあるのだが」

「32歳」のリスク

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 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏は、9月10日配信の人気ポッドキャスト「ファウルテリトリー」でそう意見した。一方、元ロッキーズのGMで野球解説者のダン・オダウド氏は9月10日のMLBネットワークの番組でこう語った。

「周りは、フロントが選手にこうしろと命じればいいではないかと言うかもしれないが、そんな簡単なものではない。私がロッキーズにいたとき、同じような問題に直面した。チームにスター選手がいて、自分がどう起用されたいかということを自分で決めるような感じになり、いったんそのような文化ができてしまうと、チーム全体の組織文化があらゆる面でそれに左右されることになる。これはとても繊細な問題だよ」

 大谷もすでに32歳。これから当然、1シーズンごとに年齢を重ねていくと疲労や負荷の管理はさらに難しくなっていく。2014年からツインズやメッツなどで9年間リリーフとして活躍し現在はeスポーツの世界で成功しているトレバー・メイ氏は、32歳の選手の肉体について9月8日配信の「ファウルテリトリー」で、興味深い話をしていた。

【次ページ】 「腰に注意」元プロの助言

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