プロ野球PRESSBACK NUMBER
「兄弟? と何度も聞かれた」ロッテ・石垣元気が石垣聡志(健大高崎)に送った言葉…母校の準優勝が励み「いつ一軍に呼ばれてもいいように」ドラ1右腕の今
posted2026/08/31 11:06
ドラ1右腕の現在地は…
text by

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph by
JIJI PRESS
試合や練習のないオフの5月18日。マリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムに、ドラフト1位ルーキー、石垣元気投手の姿があった。グラウンドではなくスタンドで一人、静かに試合を見ていた。目の前で繰り広げられていたのはプロ野球ではなく春季関東地区高校野球大会の準々決勝だ。母校の健大高崎高校が横浜高校と対戦していた。
「たまたまオフの日と被っていたし、場所もマリンだったので。後輩たちがどんな感じなのかを見たかった。懐かしかったです。少しずつ力がついてきているなあ、という印象だった」
母校は残念ながら横浜高校に逆転負けを喫し、準々決勝敗退となってしまった。
「心配していた」新チームの大躍進
ADVERTISEMENT
新チームのことを石垣元気はずっと気にしていた。
「僕らの一つ上の代と僕らの代はメンバーが揃っていて強いと言われてきたチーム。そんな代が抜けた新しいチームは昨年秋もすぐ負けて、周りからも弱いと言われて大丈夫かなと心配していた」
そこから少し月日が流れ、夏の甲子園大会。テレビの中で久しぶりに見た後輩たちは県大会を勝ち上がり、甲子園では決勝の舞台にまで登りつめていた。相手は智弁和歌山高校。接戦の末、敗れはしたが見事な戦いぶりだった。

