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スパイと呼ばれた韓国人「日本に行くために22歳で結婚した」韓国でエリート大学生だった盧廷潤はなぜJリーガーになったのか「広島は本当にいいチームだった」
posted2026/08/27 11:06
ソウルで取材に応じた盧廷潤(55歳)
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キム・ミョンウKim Myung Wook
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NumberWeb
韓国・ソウルの江南にある韓定食屋が、待ち合わせ場所だった。
「お客さんが来る時は、いつもここでランチをするんです。近くに有名なカフェがあるので、その後はそこでいろんな話をするんですよ」
今年3月に55歳になった盧廷潤は、そう言って、現役時代と変わらぬ屈託のない笑顔を見せた。少し甲高い、かすれたあの声も健在。テーブルにキムチや焼き魚など、色鮮やかなおかずが並ぶと、「これも食べてください」「このキムチ、おいしいですよ」と何度も勧めてくる。かつてのチームメートたちを自宅や焼肉店へ招いたという世話好きな一面は、20年以上が過ぎても変わっていないようだ。
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食事を終え、カフェに移動すると、話題は自然と北中米ワールドカップに向けられた。声のボリュームが大きくなったのは、サンフレッチェ広島時代に世話になったという森保一の話題だった。
「私は、森保さんなら必ず結果を出せると思っていました」
盧廷潤が知る「広島の森保一」
オランダ、チュニジア、スウェーデンと同居したグループリーグを1勝2分で通過した日本は、ラウンド32で優勝候補ブラジルと対戦。カウンターから佐野海舟が見事な先制点を奪ったものの、初の決勝トーナメント勝利を逃した。それでも、盧は森保の仕事を「失敗」とは捉えていない。
「今回は運がなかった。ブラジルに負けたからといって、すべてが森保さんのせいではないでしょう。広島で監督をした時も結果を出したし、日本代表でも結果を残してきました。5年間、私が広島で見た森保さんは、本当にサッカーだけの人。サッカーしか知らないんですから(笑)」
森保とのエピソードの前に、盧廷潤のキャリアを改めて振り返りたい。

