甲子園の風BACK NUMBER

「寄付金5000万円集めた」「バス17台で秋田から兵庫に駆けつけた」公立進学校・横手の甲子園ドタバタ現場ウラ側「金足農業にアドバイス求めた」 

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梅津有希子

梅津有希子Yukiko Umetsu

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posted2026/08/17 06:00

「寄付金5000万円集めた」「バス17台で秋田から兵庫に駆けつけた」公立進学校・横手の甲子園ドタバタ現場ウラ側「金足農業にアドバイス求めた」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

57年ぶりに甲子園出場を果たした横手(秋田)。現場はドタバタだったようで…

「同じクラスの水泳部の友人がベイスターズファンで、特にこの曲が好きだったんです。野球部の友人に『応援曲に使ったらどうかな?』と提案し、野球部が検討した結果採用されたのがきっかけです」(金子氏)

 なんと、きっかけは水泳部の生徒だった。

「一緒に吹いても…?」現地でコラボ実現

 心拍数が上がるような速めのテンポに、勇ましい曲調。「Go For It!」とみんなで声を出して盛り上がれるという3拍子揃った応援曲を野球部もすっかり気に入り、横手を代表するチャンステーマとして定着した。

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「一緒に吹いてもいいでしょうか?」という倉橋氏の申し出を、「もちろんです!」と吹奏楽部顧問の田村氏も快諾。吹奏楽部員、OBと並んでトランペットを吹く倉橋氏に感想を聞くと、感極まった表情で次のように話した。

「ベイスターズの応援では、いつもトランペット数人で演奏していますが、今日はパーカッションがいるので軽快なリズムが入り、さらにこんなに大人数での演奏。厚いハーモニーに、全校生徒や一般の方による大音量のコールが合わさって、迫力がすごい。鳥肌が立ちました」(倉橋氏)

 試合は残念ながら敗退に終わったが、自分が作った曲を生徒たちとともにアルプススタンドで演奏することができた倉橋氏の表情は晴れやかだった。「負けたのは残念でしたが、自分の曲で横手アルプスが一体となった風景は感動的でした。甲子園まで来てほんとうによかった」と、トランペットを片手に、中日ドラゴンズ対横浜ベイスターズ戦が行われるナゴヤドームへと向かった。

 半世紀超ぶりの甲子園出場で、応援ノウハウの再構築などさまざまな苦労があった横手応援団。57年前とはまるで異なる応援スタイルに変わったが、古豪の奮闘は、多くのファンの心に残ったことだろう。

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