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プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
「クラッシュ・ギャルズに学んだ」“全女のスタイル”を継承する暁千華20歳とは何者か? 長与千種を直撃…「全女は大嫌いだけど大好き」松永兄弟の遺言
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2026/08/05 17:20
長与千種から「王道」と評価を受ける暁千華(20歳)。8月8日の彩羽匠とのシングルマッチは注目の一戦だ
「8月8日、後楽園ホールで匠さんとシングルで当たる。ベルトをかけてやったことはあるんですが、押されたなという空気感がありました。匠さんはマーベラスのエースです。そこに挑んでいかないと何も進まない。Sareeeさんにも挑んでいきたい。決して倒せない相手ではないので。自分も(長与のイメージカラーである)赤をもらったので、そこに意識するものはあるし、存在感を示したい。本気で匠さんを倒しにいく。ファンも期待はしてくれているけれど、そこまで。それを8月8日でひっくり返したいんです」
なぜ武道館にこだわるのか? 長与千種の悔恨
千華は後楽園のリングサイドでのスパーク・ラッシュとのやり取りを語った。
「Sareeeさんが張ってきたので張り返しました。いつかは超えなきゃいけない存在ですが、それは待つものじゃないですから。匠さんとやってその後、すぐにでもSareeeさんとやる勢いで」
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長与は5月5日の横浜BUNTAIで、日本武道館での興行を口にした。実際にはもう動いているだろうが、なぜ長与は日本武道館にこだわるのか。
「武道館で過去にやらかしたことがあって。あの日(1985年8月22日)は飛鳥と『東京爆発娘!』を歌って、自分はセミファイナルでオールパシフィック選手権。デビル雅美に挑む60分1本勝負。メインはチャンピオンのジャガー横田に飛鳥が挑むWWWA世界シングル戦。中継ってテレビ的な尺がありますよね。試合が長すぎると中継が途中で終わっちゃう。試合前に半分くらいの時間で勝負してもらうことができませんかって言われたんです。60分1本を30分1本だと思って、メインも40分くらいの感覚で、ということでしょう。私は納得できなかった。試合をテレビの尺に合わせることはしない。30分が過ぎ、35分経過……みんなの顔が変わっていきました。デビルさんはすべてを受け止めてくれました。自分も力尽きたのかやられてしまうんですが、メインがぶつ切りになってしまう状況を私が作り出してしまった。私の若さゆえのワガママで泥を付けた、あの日本武道館大会、あの会場とあの時の皆様、あのメインイベントの両選手への感謝とお詫びが、もう一度来るであろう日本武道館にまだつながっています。だから終われないのもあるんですね」


