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「クラッシュ・ギャルズに学んだ」“全女のスタイル”を継承する暁千華20歳とは何者か? 長与千種を直撃…「全女は大嫌いだけど大好き」松永兄弟の遺言 

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原悦生

原悦生Essei Hara

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posted2026/08/05 17:20

「クラッシュ・ギャルズに学んだ」“全女のスタイル”を継承する暁千華20歳とは何者か? 長与千種を直撃…「全女は大嫌いだけど大好き」松永兄弟の遺言<Number Web> photograph by Essei Hara

長与千種から「王道」と評価を受ける暁千華(20歳)。8月8日の彩羽匠とのシングルマッチは注目の一戦だ

「王道です」長与千種が語る暁千華20歳の正体

 長与が言う。

「千華は王道です。いちいち細かく伝えていく選手もいますが、千華は1を伝えたら実直なまでに10を探そうとする。年数で言ったらペーペーのレベルですが、デビューしてゴーンと行くやつがいる。プロ野球にすごいやつが入ってきた。投げさせてみたら1発目から勝利して、登板が増えていく。認められていく。彼女はそのパターンの子かな。もともと吹奏楽しかやってなくて、体育会系の子ではなく、まっさら。彼女が持っている感性。全女が好きというか、全女のスタイルが好き。全女は体がすべてだ、と。キラキラも着ることができるけれど、ショービジネスの世界できらびやかなのが当たり前の時代に『昔風でいきたい』と言った。自分が(ダンプ松本との)髪切りマッチで使った赤と青のリングコスチュームを用意して、千華は真っ白いリングシューズを履いた。全女では白は新人なんだという保険でもあったんです。1年目だったらしようがないよね、という。もう自由にコスチュームもシューズも変えていいんです。でもコスチュームは動きやすい用にちょっと修正しただけで、ほぼ同じもの。シューズもキラキラではなくノーマルなプロレスのシューズで行くんでしょう」

 長与は話を続けた。

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「例えば、富士山を5合目から登るのではなく、1合目から登る。富士宮ルートでなく足を取られるような御殿場ルートで登る。あえてそっちを選ぶ。千華はそんな感じがします。暁千華というリングネームですか? 暁は彩羽がつけました。千は私の千種の千から1文字、そして亡くなった母の戒名に華があるんです。千の種が千の華を咲かせる。それが暁色に染まる。千華の同期のもう1人には彩の字を入れて、彩芽蒼空としました」

 千華はマリーゴールドの山岡聖怜(現在は欠場中)に異常なライバル心を見せる。

「山岡は対抗戦が始まった時に当たった。デビューは2カ月ちょっとしか違わない。アマレス出身でキラキラしていて注目されている。自分は真逆。プロレスラーとして勝ちにいきたい。こっちは0からやってきたんで、というのを示したかった。同じような練習生の時期があって、私が(2024年の)10月27日デビュー、あっちが(2025年の)1月3日デビュー。あっちも意識していた。試合やってみた感覚として、今までは蒼空しかいなかったのに、他団体で初めてライバルができた」

【次ページ】 なぜ武道館にこだわるのか? 長与千種の悔恨

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