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プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
「クラッシュ・ギャルズに学んだ」“全女のスタイル”を継承する暁千華20歳とは何者か? 長与千種を直撃…「全女は大嫌いだけど大好き」松永兄弟の遺言
posted2026/08/05 17:20
長与千種から「王道」と評価を受ける暁千華(20歳)。8月8日の彩羽匠とのシングルマッチは注目の一戦だ
text by

原悦生Essei Hara
photograph by
Essei Hara
マーベラスの長与千種は20歳の暁千華に何かを感じている。
千華が彩羽匠とSareeeに突っかかったのは7月24日の後楽園ホールだった。
「キャリア的には2年目。でもジュニアのベルトも巻いて、もう次のレベル、次のステージに進んでいきたい。スパーク・ラッシュ(彩羽匠とSareeeのタッグチーム)は時代とかクラッシュ・ギャルズ(長与とライオネス飛鳥)を超えるとか言っていますけど、キャリアとか関係なくそこに自分がどんどん挑んでいかなきゃいけない」
“クラッシュ・ギャルズに挟まれた”暁千華とは何者か
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その日、千華は長与と飛鳥の間に座って、カード変更で急遽組まれた彩羽vs.Sareeeのシングルマッチを見ていた。
「クラッシュ・ギャルズから勉強させていただいていました。自分からついていきました」
長与が事情を説明してくれた。
「最初は飛鳥が言ったんです。彼女を真ん中にした方がいいんじゃない、と。結構、話をしていた。自分たちだったらどうするか、とか。みんながどう思うかわからないけれど、技術の部分、押さえ込みだったり、バックドロップ、アックスボンバーにしても今では輝いた技ではない。何度か塩漬けされた技。技は地味でもいいんです。彼女自体が存在感をお客さまに見せられるかを、試合を見ながらアドバイスしていました」
全女のOGが大勢いる中、最前列で長与と飛鳥に挟まれて座って試合を見ている千華は特異に見えた。千華は自然体で話す。
「長与さんに憧れてこの世界に入った。小学生の頃、YouTubeを見て、ファンとして好きだった。すごすぎて、雲の上の存在。昭和のプロレスが好きだからこそ、引き継げるものは全部吸収したい。遠慮することなく、クラッシュの2人から学びたい。試合を見て思いました。時代が違っても大事なことって変わらないんだなって」
「飛鳥さんからのアドバイスは、自分自身を見せることがプロレスとして大事だということ。自分にはこだわりがあります。デビューした時(相手はSareee)から、キャリアとか関係なく強いやつが上に上がってくるという意識があったので、全女式の押さえ込みでやっています。スパーク・ラッシュですか? 強すぎるトップとトップが2人合わさっても面白くないでしょう。しかもクラッシュから継承を認められているのがなんか面白くない」



