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バレーボールPRESSBACK NUMBER
「どの国にもビビってない」石川祐希の“冷静な目標設定”に初A代表・西川馨太郎が驚いた理由「藍とか西田さんがキャプテンをすることも可能だと思う…だけど」
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/08/05 11:14
「代表のキャプテンを、藍とか西田さんがすることも全然可能ではあると思うんですけど……」今年初めてA代表を経験した西川馨太郎は、石川祐希の存在感に驚いた
西川は、「うまく表現するのが難しいんですけど」と悩みながら、キャプテン石川祐希の存在感について、感じたことを言葉にしてくれた。
「各々が頑張っているんですけど、その頑張る核というか、中心があるというのが、今の日本の強みなんじゃないかなと思いました。たぶん祐希さんがいなくても強いとは思いますけど、今の日本の、安定感というか、チームとしてのまとまりは、祐希さんがチームを背負ってくれているからこそなのかなって。
西田さんとか、(高橋)藍がいて、ベテランも多いし、チームを引っ張る選手はいっぱいいる。それこそ、例えば代表のキャプテンを、藍がするとか、西田さんがすることも全然可能ではあると思うんですけど……。祐希さんは、なんか重みがあるというか、どっしり構えているというか。『ああ、こういうキャプテンなんだ』と感じました。
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チームを引っ張る選手はいるし、盛り上げる選手もいっぱいいるし、うしろから支える選手もいる。そういう選手たちをうまく繋げる、その中心が、石川祐希なんじゃないかなって。例えば、目標や目的が、一つであるチームのほうが強いじゃないですか。そのチームが進むべき道筋の、ど真ん中を歩いているのが石川祐希、みたいな。そんな感じがしましたね」
キャプテンが定めた“冷静”な目標設定
大阪ラウンドでベルギー戦に勝利し、日本が予選ラウンド1位通過を決めた時、決勝ラウンドに向けて、石川はこう話した。
「しっかりメダルに絡む試合をすることだったり、優勝を狙うことだったり、今のチームにはそういう経験も必要。アジア選手権で勝つためには、一発勝負をものにしなければいけないので、そのためのいい機会になると思います」
今年は、ロサンゼルス五輪の出場権がかかる9月のアジア選手権が最重要で最優先の大会であることは間違いない。また、予選ラウンドの12連勝の中には相手がベストメンバーでなかった試合もあり、決勝ラウンドは別の戦いになるということもわかっていた。そのせいか、予選ラウンドを全勝で1位通過したチームにしては冷静な目標設定で、他の選手も「目標は金メダル」と積極的に口にすることはなかった。
そこは、西川が不思議に思っていたところだという。


