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卒業生の大半が東大・京大・医学部に!? “偏差値78”「関西の超進学校」ハンドボール部がインターハイ出場の衝撃…東大寺学園「まさかの快挙」のウラ話
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別府響Hibiki Beppu
photograph byShiro Miyake
posted2026/08/05 11:00
今夏のインターハイへの出場を決めた東大寺学園ハンドボール部。同校は難関大に多くの合格者を出す日本屈指の進学校でもある
東大寺学園ハンドボール部の練習は、平日は授業後の15時40分から17時半までの約2時間のみ。土曜日も授業後の13時40分から16時半までが練習時間だ。昨シーズンまでは週5日の練習日があったが、今季からは「指導者の働き方改革もあって」(安井監督)練習日が週4日になったという。
インターハイに出るようなチームの中では、単純な練習量で言えば多くはない。というより、圧倒的に少ない。
「まぁそればっかりは仕方ない部分もあります。基本的にみんな勉強が忙しいので。どうしても時間の捻出は難しくなります。大会の宿舎でもみんな勉強していますし、夏の合宿中にも夜は勉強するのが普通で。親御さんも当然、それを期待しているわけですしね」
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となれば、なぜその少ない時間で県を制し、全国の舞台に辿り着くことができたのかが気になってくる。
個人種目であれば、たまたま運動能力の高い選手が傑出した成果をだすことはありうる。だが、チームスポーツとしての完成度が求められ、かつ激しいフィジカルコンタクトのあるハンドボールという競技は番狂わせが起こりにくいスポーツでもある。加えて1チーム7人で交代自由というルールには、選手層の厚さも求められる。にもかかわらず、なぜ様々な環境面の不利がある“超進学校”が結果を残せるのだろうか?
運動部にもプラスに働く「中高一貫システム」
まず安井監督が挙げた理由の一つは、同校ならではの中高一貫システムだ。
上述のように東大寺学園は高校からの入学がなく、基本的に中学から入学して部活動に入部する。ハンドボール部も、途中で辞めない限りは基本的に中高6年間、安井監督の指導を受けることになる。
当然ながら同じメンバーでプレーする時間が長ければ長いほど、戦術理解やコミュニケーション、阿吽の呼吸は深まっていく。その意味で、中高一貫というスタイルは高校時代だけでは足りない練習時間を補う一要素になっている。ただし、後述するが現実的には高3時は受験本番の年ということもあり、部を続ける生徒はそう多くはない。
「だいたい部員は各学年10人前後ですね。ただ、高3まで残る生徒はかなり少ないです。今年インターハイに行けたのは、3人の部員が3年生まで残ってくれたのがかなり大きかったです」

