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海外サッカーPRESSBACK NUMBER
「日本は8位タイのグループ」ドイツ人記者が見た日本代表の“現在地”と、堂安律でも伊藤洋輝でもない「ブンデスで最もよかった」日本人選手とは?
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中野吉之伴Kichinosuke Nakano
photograph byTakuya Kaneko/JMPA
posted2026/07/26 11:04
日本通のドイツ人記者が日本代表の未来を担う存在として挙げた、「去年のブンデスで最もよかった日本人選手」とは……?
クラブサッカーのスケジュール事情など代表チーム作りはどんどん難しくなってきている中、継続的に成長・発展できるかどうかは監督人事にかかるところが大きい。
「私はモリヤス監督を評価している一人です。一人の監督が長年にわたってチームを率い、プレースタイルの発展に導いた事実は素直に素晴らしいと思います。カウンターサッカーやゲーゲンプレススタイルから、ボール保持を組み込んだサッカーへと、推し進めました。これは世界のサッカー事情から考えると非常に興味深い現象です。
私はピッチ上のサッカーからしか判断できませんが、あそこまで組織的に動くチームなら、監督・コーチがベースからかなり関わっていなければ、うまくいくことはありえないと思います。インゲームコーチングについてはまた別の評価もあるかと思いますが、モリヤス監督が日本代表に少なくはないポジティブな影響を与えているのは間違いないはず。監督交代となると、その辺りのコミュニケーションやチーム作りもどのように引き継ぐかが大事になるでしょう。それがないと自分の色を加えることも難しいですから」
まだサッカーが「完成形」になったわけではない
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スペインが優勝し、また新しい時代が始まったようにも見える2026年ワールドカップ。しかし、リルが繰り返し口にしたのは、「これが完成形ではない」ということだった。
世界はまた変わる。その変化に対応し続けながら、自分たちのスタイルを磨き続ける。
かつて日本サッカーに多大な影響を与えてくれた、ドイツ人指導者デットマール・クラマー氏の言葉を思い出す。
「私たちは強い。そしてこの日まで最高の準備をしていた。だが相手も強い。そして相手もこの日まで最高の準備をしてきているだろう。自分たちのベストを出し切ろう。あとは全てがうまくいくことを祈ろう」
4年後、日本はどんなサッカーを見せてくれるのだろうか。
日本は世界の強豪とも並びつつある。そしてここからの一歩はこれまでの一歩以上に困難だろう。だからこそ、修練を積み重ね、日々戦い続け、自分たちのサッカーを磨き続けるしかない。勝利を約束するレシピも、近道も存在しないのだ。
〈全2回の2回目/はじめから読む〉

