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「日本は“残酷な敗退”にサブスクしている」フランスはW杯をどう報じた? エムバペに掌返し、日本代表への皮肉…最後はやっぱり「ジダン監督」
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広岡裕児Yuji Hirooka
photograph byGetty Images
posted2026/07/24 11:05
様々なアップダウンがあったW杯フランス代表、そして日本代表をフランスメディアはどう報じたのか。そして次期監督と目されるのは……大会中もたびたび姿を見せたこの人?
エムバペへの掌返し
じつは、エムバペの評判はこのところずっと微妙なものだった。2年前には、パリ・サンジェルマンからレアル・マドリーへの移籍の際の5500万ユーロ(当時のレートで90億円)の給与未払などのもめごとに続き、その10月にバカンスに行ったスウェーデンで不同意性交疑惑をかけられた(不起訴)。また、政治的に歯に衣着せぬ発言を辞さないため、極右・右派勢力からはひどく嫌われている。
『ル・パリジャン』紙のピエール・ショース記者は「1カ月前にはブーイングを浴びせていたフランス国民も、今や彼に喝采を送っている。ストライカーは得点さえすれば、黙らせることができる。(中略)そしてキャプテンとして初めて出場する彼はピッチ内外で模範的なリーダーであり、真のチームプレーヤーであることをあらためて証明した」とファンの“掌返し”を代弁した。
『ル・フィガロ』紙でエムバペに続いて評価が高かったのは、守備の要のダヨ・ウパメカノ(6.3)だ。4-6という大荒れの3位決定戦でも、ハーフタイム後に交代出場するとバラバラだった守備と攻撃をつないで本来のチームにもどした。
急失速したオリーセ
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今大会のラッキーボーイはマイケル・オリーセ(フランスでは「オリゼ」と発音されているが、日本の呼び方にそろえる)だった。2024年パリ五輪で銀メダルを獲得したフランス代表メンバーで、今回が初のW杯である。司令塔として、偉大なるミシェル・プラティニ、ジネディーヌ・ジダンに比されるほどの高評価。「ODM」(オリーセ、デンベレ、エムバペ)という言葉も生まれた。
ところが、パラグアイ戦で急に精彩がなくなった。『ル・フィガロ』は「体調不良か? それとも成功に浮かれてしまったのか?」と疑問を呈した。準決勝スペイン戦(0-2)でも全くいいところなし。

