プレミアリーグの時間BACK NUMBER

“自己顕示欲強め”べリンガム23歳が「蹴れば?」とサカにPKを…またW杯優勝を逃し、トゥヘル監督批判は続いても“イングランド3位”が前向きなワケ 

text by

山中忍

山中忍Shinobu Yamanaka

PROFILE

photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2026/07/22 19:24

“自己顕示欲強め”べリンガム23歳が「蹴れば?」とサカにPKを…またW杯優勝を逃し、トゥヘル監督批判は続いても“イングランド3位”が前向きなワケ<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

べリンガムにとっては、イングランド新エースとしての立ち位置を確固たるものにしたW杯だった

 2枚替えでアンダーソンとベリンガムが投入され、主導権奪回が図られている。同様の積極策を、トゥヘルはクロアチア戦でも講じていたのだ。敵を突き放した4点目には、1点差で迎えた終盤の3枚替えでピッチに立った、ロジャーズ、サカ、マーカス・ラッシュフォードの全員が絡んでいた。

2年後のEURO、決勝はウェンブリーだからこそ

 第1回から触れたアルゼンチン戦での交代策に関する批判が収まるわけではない。だが、トゥヘルを責めずにはいられないファンも、監督が失敗から学び、逃げ切り手段を改めたと受け取ることはできるだろう。辛い敗戦は、事後の反応が大切。トゥヘル率いるイングランドが、中2日でのフランス戦で、前向きなリアクションを見せたことは事実だ。

 W杯3位を経て挑む次なるターゲットは、共同開催国として、決勝が母国のウェンブリー・スタジアムで行われるEURO2028。べリンガムとともに〈ワールドクラスコンビ〉の1人であるケインも、34歳のCFとして健在なはず。加えて、新たな「核」と主力も確認されたイングランドの戦いは、来季開幕後の9月、今大会決勝でアルゼンチンを相手に主導権を握り続けた世界王者、スペインとのUEFAネーションズリーグ戦で始まる。〈つづきは下の【関連記事】第1回へ〉

#1から読む
W杯の深層「自滅だ」ルーニーらが断罪“あのトゥヘル采配”は大失態なのか…アルゼンチンに大逆転負けイングランド「悔いはない」6バック化の伏線
この連載の一覧を見る(#1〜3)

関連記事

チェックを入れてボタンを押すだけ
Google検索
Number Webを見つけやすくする
BACK 1 2 3 4
#トーマス・トゥヘル
#ブカヨ・サカ
#ジュード・ベリンガム
#ポール・ガスコイン
#ジェド・スペンス
#マーク・グエイ
#モーガン・ロジャーズ
#ニコ・オライリー
#デクラン・ライス
#北中米W杯
#ワールドカップ

海外サッカーの前後の記事

ページトップ