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投手転向6年目でオールスター出場…カープ岡本駿に託される「先発の柱」への期待感と規定投球回達成の価値
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前原淳Jun Maehara
photograph bySANKEI SHIMBUN
posted2026/07/20 06:13
新たな先発の柱として期待されるプロ2年目の岡本
ここで、過去10年の規定投球回到達投手のデータを見てみたい。
◆過去10年の規定投球回到達投手の人数
阪神 11人(のべ22人)
巨人 6人(のべ18人)
ヤクルト 2人(のべ6人)
DeNA 6人(のべ14人)
広島 7人(のべ22人)
中日 7人(のべ19人)
25年ぶりの優勝を果たした2016年以降、カープでは昨季までの10年でのべ22人の投手が規定投球回をクリアしている。これはセ・リーグでは阪神と並ぶ数字だ。投手分業の時代ではあるが、先発の柱の存在がシーズンの戦いを安定させてきた結果でもある。
新たな柱を育てるために
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一方で、特定の先発に負担が増していた。過去10年で規定投球回をクリアした投手は、引退選手では黒田博樹、野村祐輔、クリス・ジョンソンの3人。現役では大瀬良、九里亜蓮(現オリックス)、森下、床田の4人で、大瀬良が二軍で調整中の今、実働は森下と床田の2人しかいない。
そうした背景もあり、新井監督が打った手が岡本の先発転向だった。期待に応えるように開幕からローテーションを守り、規定投球回を射程圏に入れている。
過去の規定投球回到達投手は、いずれも広島の屋台骨を支えてきた顔ぶれ。投手はタイトルがある勝利数や防御率、奪三振などで評価を受けるが、表彰されない投球回数はチームへの高い貢献度を表す。
ただ、岡本はまさに今、試練のときを迎えている。6月21日ヤクルト戦の6勝目を最後に白星から遠ざかっている。7月14日のDeNA戦までの3試合は、1イニングで複数失点する登板が続いた。

