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「ドラフト8巡目指名」スタンフォード大・佐々木麟太郎の米メディア“リアル評”…あのMLB“超有名スラッガー”も選んだ「意外なルート」の可能性も?
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph byGetty Images
posted2026/07/15 17:01
MLBドラフトでマーリンズから8巡目、全体235位で指名を受けた佐々木麟太郎。気になる進路は何を選ぶのか
つまり現地メディアが共通して評価しているのは、現在の数字だけではなく「1年間でここまで成長した」という事実そのものなのである。そしてその成長曲線こそが「スタンフォード大残留」という第3の選択肢を、アメリカで現実味のあるものにしている最大の理由なのだ。
では、佐々木のスタンフォード大残留というルートは現実的にありうるのだろうか。
MLB公式サイトも『Miami Herald』も、佐々木の進路を紹介する際には必ずと言っていいほど、「マーリンズ」「ソフトバンク」と並べて「スタンフォード大へ戻る」という選択肢を書き添えている。
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それは決して偶然ではない。背景にあるのは日本とは異なるアメリカのドラフト文化だ。アメリカではドラフトで指名されたからといって、そのままプロ入りすることだけが正解ではない。指名順位や将来性を踏まえ、「大学でもう一度自分を磨く」という選択も、ごく自然なキャリアプランとして受け入れられている。
あのジャッジも一度は「ドラフト指名→契約せず」
実際の例では現在、ヤンキースで活躍するアーロン・ジャッジもその道を歩んでいる。
ジャッジは高校卒業時の2010年、オークランド・アスレチックスから31巡目で指名されたが契約せず、カリフォルニア州立大学フレズノ校へ進学した。そして3年後、ニューヨーク・ヤンキースから1巡目(全体32位)で指名を受け、今ではメジャーを代表するスラッガーとなった。
ゲリット・コールも同様だ。2008年、高校卒業時にヤンキースから1巡目(全体28位)で指名を受けながらUCLAへ進学。3年後にはピッツバーグ・パイレーツから全体1位指名を受け、メジャー屈指の右腕へと成長した。

