核心にシュートを!BACK NUMBER
完璧なブラジル戦前半が一転…日本代表「理想の佐野海舟弾」を無力化したアンチェロッティ采配「プレーしてみたかった」長谷部誠コーチが語っていた凄み
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byTullio Puglia - FIFA/Getty Images
posted2026/07/01 11:04
試合前、森保一監督と握手するアンチェロッティ監督。欧州5大リーグ全制覇の実績はダテではなかった
「おっしゃるとおりです。僕が試合が終わって考えたのは、長谷部誠コーチは何を思ったのだろうということでした」
――なぜですか?
「長谷部コーチが現役引退した2024年夏、インタビューをさせてもらったのですが、そのときに『この監督の下でプレーしてみたかったという監督はいますか?』と聞いたのですが……」
ADVERTISEMENT
――もしや。
「そう『アンチェロッティの元でやってみたかった』という話をしていて。ちょうど、アンチェロッティ率いるレアル・マドリーがCL決勝でドルトムントを破り、優勝した直後のタイミングだったんですね。あのときのCL決勝でも前半はドルトムントが優勢に試合を進めていたのに、ハーフタイムに修正を施したレアルが形成を逆転しました」
良いサッカーをしてないけど最後は勝つ
――その凄み、なんだかブラジル戦を想起しますね。
「そうなんです。彼のもとでプレーしてみたかった理由について、長谷部さんは『良いサッカーをしてないことも時々あるけど、最後は勝つみたいなことがよくある。あれはアンチェロッティの監督としての何かがあるからだと思う。選手に寄り添うこともある監督だと思うのですが、ある程度の厳しさも必要だと思うし。そういうところのバランスを見てみたい』と話していました。今日の長谷部さんは奇しくも、今は齊藤俊秀コーチとともに日本の守備を担当しますからね。いつか、今回の試合について聞いてみたいです」
――では、今回の2点目についてはどうでしょうか?
「あの場面については……」〈つづきは下の【関連記事】へ〉

