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完璧なブラジル戦前半が一転…日本代表「理想の佐野海舟弾」を無力化したアンチェロッティ采配「プレーしてみたかった」長谷部誠コーチが語っていた凄み
posted2026/07/01 11:04
試合前、森保一監督と握手するアンチェロッティ監督。欧州5大リーグ全制覇の実績はダテではなかった
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Tullio Puglia - FIFA/Getty Images
“ザイオン少年”とのツーショット
――今大会のMVPの一人に挙げられる鈴木彩艶選手がプレーだけではなく、人としての魅力を見せていたというのはいったいどういうことですか?
「5月31日に国立競技場で行われたアイスランド戦のあと、鈴木選手の着用しているGK用ユニフォームを着ているファンが多かったことについて問われていたんです。そうしたら、丁寧に感謝を述べつつ、日本代表戦のときには『青いユニフォームも買って、会場を青く染めてください』と話していて。その謙虚さって、彼のGKとしての向上心につながるところがありますよね」
――確かにそうですね。
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「後日、あの発言の真意を聞いたら『もちろんのキーパーのユニフォームを着てくださるのは嬉しいですし、どちらのユニホームでもやっぱり日本っていうところには変わりないので。スタジアムが青に染まれば嬉しいですし、赤がポツポツあっても応援してくれてるなという感覚がある。ユニホームを着てくださるだけで嬉しいです』と補足していました。あと、ナッシュビルでのザイオンくんという少年とのエピソードをご存じですか?」
――なんとなくニュースで見た記憶がありましたが、詳細は何があったんでしょうか。
「ナッシュビルにあるベースキャンプで出待ちをしているファンのなかに、『ザイオン選手大好きです 僕の名前もZIONです サインください』というプラカードを持っている少年がいて。アメリカ人のお父さんと日本人のお母さんの間に生まれた子なのですが、一緒にツーショットを撮ってあげたりしていたんです。そうしたら、その家族がナッシュビルでの最終日の練習にも来ていたんです」
――まさか?
「練習場からバスに乗る前に鈴木選手が、出待ちをしているお母さんのもとへ走ってきて。自身の使っているキーパーグローブをプレゼントして、足早に走って、バスへ戻っていきました。そこで走って帰っていったのは、最終日のファンの数が多かったために、混乱しないようにするためかと思うのですが、彼のそうした振る舞いの数々は、同じ日本人として誇らしかったですよね」
佐野の先制ゴール…じつは伏線に伊東純也が
――素敵なお話をありがとうございます! では、試合を振り返っていきたいのですが、佐野海舟選手の先制ゴールは素晴らしかったですね。

