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傷心の上田綺世を慰めた“鹿島アントラーズの戦友”GK早川友基、佐野海舟の先制弾「じつはブラジル…動揺せず」カメラマンが撮ったW杯日本代表のリアル

posted2026/06/30 18:01

 
傷心の上田綺世を慰めた“鹿島アントラーズの戦友”GK早川友基、佐野海舟の先制弾「じつはブラジル…動揺せず」カメラマンが撮ったW杯日本代表のリアル<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

1トップとして奮闘した上田綺世。試合後に落ち込むエースFWを労わったのは鹿島時代の同僚GK早川友基だった

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FIFAワールドカップ2026、日本vsブラジル。スタジアムのピッチサイドで撮影した松本輝一カメラマンから、選手たちの姿について試合終了の1時間半後に聞いた。テレビ中継には映らなかった表情とベンチの空気、そして涙。現場でしか感じ取れない決定的瞬間とは。〈全3回〉

上田を慰めた鹿島の元同僚・早川

――ブラジル戦終了後、今大会エースとして最前線に君臨した上田綺世選手の様子はどうでしたか。

「もう、ずっと俯いていました。立ち上がれないというか、しばらくその場から動けない様子で。久保建英選手が駆け寄って立ち上がらせたところに、早川友基選手が来て慰めていたのですが、その構図がとても印象的で、追いかけてしまいました。2人は鹿島アントラーズ時代にチームメートだった期間があるんですよね。それを思い出して心が打たれました」

――今大会は控えGKだった早川選手と上田選手は2021~22年、鹿島でともに戦いました。そういった関係性が、あの場面に表れていたと感じましたか。

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「そうですね。だからこそ自然と向かっていったのかなと。早川選手自身も試合には出ていないまま終わっていますから、悔しさがないわけがないんです。それでも上田選手のそばに行って肩に手を置いていた。あの振る舞いには、こちらも少し胸が締め付けられる思いがしました」

――早川選手の行動は、意図して撮影したんでしょうか。

「正直に言うと、最初は上田選手の様子を追っていて、そこへ早川選手が入ってきた形です。気がついたらシャッターを切っていました。写真を後で確認してみると、その一連の流れが残っていて、早川選手が上田選手の背中をポンポンと叩いている瞬間を撮りました」

佐野海舟、抜け出しの先に待っていたゴール

――試合についても振り返っていきましょう。こちらも鹿島から世界に羽ばたいた選手ですが……佐野海舟選手の先制ゴールについて、あの瞬間の雰囲気を教えてください。

【次ページ】 歓喜の横で“じつは落ち着いていた”ブラジル

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