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「正直、狙い目でした」「元同僚がスコスコと…複雑な気分ですが」チュニジア戦、元日本代表FW久保裕也が語る「鎌田大地+中村敬斗の可能性」とは
text by

茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/25 11:08
チュニジア戦先制ゴールを奪った鎌田大地とアシストの中村敬斗
久保:そうですね。ディランは前半で替えられていましたね。日本代表が勝ってとても嬉しいのは大前提ですが……ディランのところから結構スコスコやられたので、ちょっと複雑な気分もあります。
――それは少し切ないですね(苦笑)。日本視点に戻すと、崩しどころだと分かったところをどんどん突いていけたのが、今の日本の攻撃の強さと言えそうですね。
久保:そうですね。スカウティングがやりにくい状態でも、日本代表の攻撃のスタンスを貫いた結果、実力差が出た試合かなと思いました。解説として見ていて全然怖くない感覚でした。
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――この試合、久保建英選手が負傷欠場。その中で鎌田大地選手をシャドーに上げたりスタメンを4人入れ替えた。それでもこれだけ流麗な攻撃を見せられたのはどう映りましたか。
久保:じつは左シャドー鎌田選手と左ウイングバック中村敬斗選手が、どのようなプレーを見せるんだろうと注目していたんです。
堂安選手もメチャクチャいいな…と
――というと。
久保:基本的に鎌田選手はボランチを務めることが多く、この2人のセットでスタートした試合は少ないですよね。だから右サイドの伊東純也選手もしくは久保選手、堂安律選手のように、すぐさま連係が上手くいくわけではないのかなとは、想定していたんですよ。それでも始まってわずか4分で、彼ら2人が絡んでゴールを奪い取った。もし今後も継続してこの形で2人がプレーするとなれば、もっと良くなる可能性があるのかなと思いました。
――逆の右サイドに目を移すと、崩す回数が多かったです。
久保:右サイドから崩して中や左で仕留める。それが今の日本代表の強みであることを示しました。1点目も3点目も4点目も、ペナルティエリア内に入るまでのパスワークが丁寧で技術が高い。今日はチュニジアが前に出てこなかったので、日本は穴が開くのを我慢しながら回していました。3点目は真ん中への速いパスでペースを変えて、上田綺世選手のワンタッチのフリックに伊東選手がしっかり反応しました。阿吽の呼吸というか、みんな分かっている感じがしましたね。あと右サイドで言えば、得点に絡んではいないんですけど……堂安律選手がメチャクチャいいなと感じていたんですよ。
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